2019-09-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、節目の3000ポイント割れ ほぼ全セクターで売り
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比1.02%安の2999.84ポイントだった。深セン成分指数も1.38%安の9781.35ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3330億600万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏で推移。前日に続き、中国の弱い経済指標を受けた景気減速懸念が相場の重しとなった。米中貿易摩擦を巡り、19日から両国の次官級協議が開催されることや、中国が再び米国産大豆を購入することが伝わったが、影響は限られた。指数は序盤からじりじりと下げ幅を拡大。結局、節目の3000ポイントをわずかに下回って前場の取引を終えた。セクター別では、通信や電子・ITの下げが目立つなど、ほぼ全てのセクターで売りが優勢となった。
上海B株指数は1.17%安の272.09ポイント、深センB株指数は1.18%安の942.98ポイントだった。