2019-09-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、前営業日終値を挟んでもみ合い 石油株に買い
連休明け16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。前場終値は前営業日比0.10%高の3034.41ポイントだった。深セン成分指数は0.34%高の9953.39ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3437億500万元だった。
上海総合指数は連休前の12日終値を挟んでもみ合う展開だった。指数は2カ月半ぶりの高値圏まで上昇しているだけに目先の利益を確定する売りが出やすい環境。寄り付き後に発表された8月の主要経済指標がそろって予想を下回る結果となったことも相場の重しとなった。一方、きょうから中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き下げるなど、当局の景気対策に対する期待も高い。米中貿易摩擦の懸念が後退していることも相場の支えとなった。セクター別では、石油の上昇が目立ったほか、ソフトウエア、電子・ITが高い。半面、保険が全面安。証券、銀行、航空が売られた。
上海B株指数は0.29%高の275.56ポイント、深センB株指数は0.29%安の958.26ポイントだった。