2019-09-09 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:続伸スタート、中国の金融緩和や本土株高を好感
週明け9日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。小高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合う展開。中国人民銀行(中央銀行)が6日に預金準備率の引き下げを発表したことを受けて買いが先行。本土市場で上海総合指数が6営業日続伸してスタートしたことも安心感につながっている。もっとも、金融緩和はある程度織り込み済みで、買いの勢いは限られている。
指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比0.30%高の26770.320ポイントで推移。個別では、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)、舜宇光学科技(
02382)が高い。製薬の石薬集団(
01093)、石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)も買われている。半面、豚肉大手の万洲国際(
00288)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)や、恒基兆業地産(
00012)、九龍倉置業地産(
01997)など香港不動産関連が安い。