2019-08-28 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、中国の景気拡大策を好感
28日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日に中国政府が発表した20項目の消費拡大策を好感する買いが自動車株や内需株を中心に入り、相場を押し上げている。もっとも、米中貿易協議の不透明感が警戒され、指数は寄り付き後に上げ幅を縮小。中国本土相場の下落も投資家心理を冷やしたもよう。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.23%高の25722.01ポイントで推移。個別では自動車メーカーの吉利汽車(
00175)や消費財株の恒安国際集団(
01044)、中国蒙牛乳業(
02319)が高い。エネルギー資源株の中国神華能源(
01088)、CNOOC(
00883)も買われている。半面、前日高かった製薬の中国生物製薬(
01177)と石薬集団(
01093)、豚肉大手の万洲国際(
00288)が下落。