2019-08-27 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後に一進一退、碧桂園が大幅続伸
27日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。トランプ米大統領が「中国との貿易交渉を再開する」などと発言したことを受け、米中対立の激化に対する過度な懸念がやや和らいだものの、交渉の先行き不透明感が根強い。前日に約2%下げた後とあって買い戻しが相場をある程度支える半面、投資家は慎重な姿勢を崩していない。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.07%安の25662.96ポイントで推移している。個別では、通信キャリアのチャイナ・モバイル(
00941)、アジア生保のAIAグループ(
01299)、IT大手のテンセント(
00700)といった大型株が軟調に推移し、相場の重荷となった。スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、瑞声科技(
02018)が大幅に続落。半面、前日に安かった豚肉大手の万洲国際(
00288)が反発。本土系不動産株の碧桂園(
02007)、医薬品メーカーの中国生物製薬(
01177)が続伸している。