2019-08-14 |
香港/投資判断/機械 |
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ネクスティアの目標株価引き下げ=UBS
UBSは最新リポートで、自動車部品メーカーのネクスティア(
01316)の2019年上半期の業績は市場やUBSの予想に遠く及ばなかったとして、目標株価を8.5HKドルから7.7HKドルへ引き下げた。投資判断は「売り」に据え置いた。同社の前途には減価の加速や償却費が粗利益率を押し下げるなどの課題が山積みで、向こう数年は自律的成長による純利益の大幅回復は期待できないとみている。『AAストックス』が14日伝えた。
ネクスティアが13日大引け後に発表した2019年6月中間決算は、売上高が前年同期比10.5%減の18億3200万米ドル、純利益が34.3%減の1億3100万米ドルだった。同社経営陣は、大幅減益の主因として、米ドル相場がユーロや人民元に対して上昇したことや、中国での生産の減少、米ゼネラル・モーターズ(GM)が車台を変更する過程での業務損失を挙げた。
ネクスティアの株価は日本時間午後3時41分現在、前日比12.38%安の6.58HKドルで推移している。