2019-08-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、米中対立の激化懸念和らぐ 2800ポイント回復
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.78%高の2819.05ポイントだった。深セン成分指数も1.24%高の9013.22ポイントと反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2554億6900万元。
上海総合指数は心理的節目の2800ポイント回復して寄り付くと、堅調に推移した。米通商代表部(USTR)が13日、中国に対する制裁関税「第4弾」についてスマートフォンなど一部品目の発動を12月に先送りすると発表。米中対立の激化に対する過度の懸念が後退し、買いが優勢となった。ただ、日本時間午前11時に発表された固定資産投資、鉱工業生産、小売売上高など7月の主要経済指標がそろって市場予想を下回ったことが嫌気され、前引けにかけて上げ幅を縮めた。セクター別では電子部品、ソフトウエアなどハイテク関連や酒造などを中心に幅広く買われる一方、産金や宝飾品が売られた。
上海B株指数は0.72%高の261.62ポイント、深センB株指数は1.16%高の926.45ポイントだった。