2019-07-15 |
香港/業界動向/医薬・バイオ |
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製薬株が高い、新方式の医薬品集中調達は業界トップにポジティブ=シティ
15日の香港市場で製薬セクターが高い。日本時間午後4時55分現在、石薬集団(
01093)が前日比7.31%高、中国生物製薬(
01177)が同5.16%高で推移し、ハンセン指数構成銘柄の上昇率上位2位を占めた。本土メディアによると、新しい方式による第2弾の医薬品集中調達は今年末にも実施されるもよう。『AAストックス』が15日伝えた。
シティは最新リポートで、新方式の医薬品調達が業界の統合を加速させ、短期的にはトップ企業にとってポジティブに働くとの見方を示した。7月12日に中国当局が製薬企業を集めて開いた会議では、新しいルールや、集中調達の拡大に関する言及があったという。現在把握している情報では、入札で複数件落札した企業はより長い契約期間が認められる。シティは、これがもっとも重要な変更点で、値下げ圧力が顕著に緩和する可能性があるとした。