2019-06-12 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、始値で250日移動平均割れ
12日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日は4営業日続伸して約4週間ぶりの高値で引けた上、米株式相場が小反落したことで、利益確定売りが先行。ほぼ全面安の展開となっている。きょうの中国本土相場の下落も地合いを悪化させたもよう。
指数の始値は、前日に回復していた250日移動平均(11日大引け時点で27747.63ポイント)を割り込んだ。日本時間午前10時44分現在、前日比1.28%安の27433.97ポイントで推移している。個別では、ハイテク株のテンセント(
00700)や瑞声科技(
02018)、舜宇光学科技(
02382)、香港不動産株の新鴻基地産(
00016)、九龍倉置業地産(
01997)が大きく売られている。カジノ株の銀河娯楽(
00027)も安い。半面、前日大引け後に5月の不動産販売収入を発表した華潤置地(
01109)が逆行高。