2019-06-06 |
香港/業界動向/電子・IT |
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「5G」スマホへの買い替え、ファーウェイや小米集団などにプラス=CICC
中国国際金融(CICC)は最新リポートで、中国本土で次世代通信規格「5G」ネットワークの建設の加速でスマートフォンの買い替えが進み、華為技術(ファーウェイ)や小米集団(
01810)などの国内販売の拡大につながるとの見方を示した。また、米中貿易摩擦を受けて世界のスマホ業界のイノベーションやアップグレードが減速するという懸念を一部解消できるとした。『香港経済日報』が6日伝えた。
CICCは、米国によるファーウェイの制裁がスマホサプライチェーンに与える影響に対し、市場が過度に懸念していると指摘。投資家心理が落ち着けば、株価は回復する可能性があるとの見方を示した。個別では、国産半導体関連でSMIC(
00981)、三安光電(
600703)、5Gアンテナやインダクタなど部品分野で立訊精密工業(
002475)、深セン順絡電子(
002138)などに注目するとした。