2019-06-04 |
香港/投資判断/通信用機器 |
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中興通訊の強気判断を継続、5G商用で恩恵=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国で次世代通信規格「5G」商用ライセンスが早ければ今週中にも交付されるとの報道を受け、中興通訊(
00763)の受ける恩恵が最も大きいとの見方を示した。中興通訊の投資判断を「買い」、目標株価を35HKドルに据え置いた。『AAストックス』が4日伝えた。
ゴールドマンは、報じられたスケジュールがおおむね同行の予想通りだったとした。ライセンス交付で5Gの商用が始まると同時に、5G通信設備の需要拡大が大幅に加速することから、通信設備銘柄にプラスに働くとの見方を示した。なかでも中興通訊は技術面の準備が整っているほか、中国の無線通信設備市場で約30%のシェアを有しており、政府からの支援も得られていると指摘した。