2019-05-23 |
中国/業界動向/その他 |
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19年中国GDP成長率を下方修正、米中貿易戦争の再燃で=シティ
シティグループは最新リポートで、2019年の中国国内総生産(GDP)成長率の予測をこれまでの6.6%から6.4%に下方修正した。米中貿易戦争の再燃が19年下期のGDP成長率を0.25ポイント押し下げるとの見方を示した。『AAストックス』が23日伝えた。
シティは、米国が2500億米ドル分の中国製品に対する追加関税を25%に引き上げた場合、中国の輸出は5.6%減少し、GDP成長率を1ポイント押し下げると試算。ただ、中国政府は景気刺激策を打ち出すとの見方を示した。
四半期別のGDP成長率について、2019年4−6月期、7−9月期、10−12月期はいずれも6.4%、2020年1−3月期は6.1%、4−6月期と7−9月期はともに6%と予測。2020年通年のGDP成長率は6%に低下するとみている。