2018-06-26 |
中国/業界動向/電子・IT |
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A株市場でIT・ソフトウエアが逆行高、米中対立の激化懸念高まる
26日の中国本土A株市場でIT・ソフトウエア関連が大幅逆行高。前引け時点で中国軟件与技術服務(
600536)、浪潮軟件(
600756)がストップ高を付けたほか、用友網絡科技(
600588)、福建榕基ソフト(
002474)なども上昇が目立った。ハイテク分野での米中対立の激化が国内同産業の発展を後押しするとの見方が買いを誘ったもよう。『香港経済日報』が26日に伝えた。
米メディアの報道によれば、トランプ米政権が中国の知的財産侵害への対策を強化するため、中国企業による対米投資制限とIT技術の流出規制の原案を6月末までに発表する見込み。一方、ムニューシン米財務長官は「中国に限定せず、米国の技術を盗む国が対象だ」とツイート。また、中国の習近平国家主席が先週の「世界CEO委員会」特別円卓サミットで、米国が講じる措置に対抗する用意があると述べたという。