2024-02-19 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:4日ぶり反落、米長期金利の上昇などを嫌気 利益確定売り優勢
週明け19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比1.00%安の16176.15ポイントだった。中国企業指数は1.19%安の5492.80ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で500億3000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を広げ、その後はマイナス圏でもみ合った。前週末に発表された1月の米卸売物価指数(PPI)を受けて米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇したことを嫌気。ハンセン指数が前週末まで3日続伸して約6週間ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが優勢だった。
個別では、スポーツ用品の李寧(
02331)、本土不動産株の龍湖集団(
00960)、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)、台湾系食品メーカーの康師傅控股(
00322)が大幅安。前週末に急反発した薬明生物技術(
02269)が反落した。半面、資源株の中国神華能源(
01088)、紫金鉱業集団(
02899)、CNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)、電力株の華潤電力控股(
00836)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)などが買いを集めた。