■2月15日(木)
【期末決算】同仁資源（08186）
【香港】半日立ち会い（旧正月大晦日）

■午後0時以降の記事一覧：

【香港】中銀香港の目標株価を引き上げ＝ゴールドマン
【香港】北京首都国際機場、1月の利用者数は0.4％減
【香港】中国建設銀行をトップピックに選定＝UBS
【香港】[更新] 中国高速伝動と豊盛控股、14日に取引停止
【香港】電能実業、決算発表前の買いを推奨＝JPモルガン
【香港】ハンセン銀行の投資判断を引き上げ＝ゴールドマン
【香港】中国高速伝動が後場に取引再開、親会社が新光円成と持ち分譲渡協議
【香港】本土自動車セクターの吉利汽車やBYDなどを選好＝大和
【香港】MGMチャイナに強気判断、目標株価を引き上げ＝ドイツ銀
【香港】匯安智能科技の初日終値は0.36HKドル、公開価格比2.9％高
【香港】DCB控股の初日終値は0.77HKドル、公開価格比2.7％高
【香港】北京汽車の強気判断を継続＝シティ
【香港】ホテル･観光セクターの業績市場予想一覧（2月14日）
【香港】カジノセクターの業績市場予想一覧（2月14日）
【香港】江山控股、17年12月本決算は82.5％超増益の見通し
【中国】順豊控股、1月の宅配件数は33％増
【中国】申能、新疆の石油・天然ガス探鉱権を取得
【中国】中国政府、新エネ車補助の基準改定
【中国】上海緑庭投資、経営範囲に不動産関連事業を追加
【中国】深セン中華自転車、株主総会で第三者割当増資計画を承認
【中国】チェンミン・ペーパー、株主総会でドル建て債券発行計画などを承認
【中国】海南航空控股、1月の旅客数は9％増
【中国】神州長城、大株主が同社株売却計画を中止
【中国】中国建築に強気投資判断、1月新規受注は予想上振れ＝国盛証券
【中国】神州長城、ラオスの経済特区開発プロジェクトを受注
【中国】上海吉祥航空、1月の旅客数は11％増
【中国】河南平高電気、国家電網公司から3億元の受注獲得
【米国】百度、動画配信事業を米国で分離上場へ

　14日の香港株式市場でハンセン指数は大幅続伸。終値は前日比2.27％高の30515.60ポイントだった。H株指数は2.14％高の12260.99ポイント。メインボードの売買代金は概算で1106億1000万HKドル。

　ハンセン指数は前日の堅調な米株式市場の流れを受けて、寄り付きで節目の30000ポイントを回復すると、その後もプラス圏で推移した。前日に中国人民銀行（中央銀行）が中期貸出制度（MLF）を通じて資金供給したことで、金融引締めに対する警戒感が後退。春節（旧正月）連休後の相場に対して楽観的な見方が広がったことも投資家心理を支えた。指数は、前場では30000ポイント付近でもみ合う展開だったが、後場に入ると中国本土市場がマイナス圏から切り返したことを受けて上げ幅を拡大。結局、1日で700ポイント近い上昇幅できょうの取引を終えた。

　ハンセン指数構成銘柄では、香港銀行株のハンセン銀行（00011）や中銀香港（02388）が高い。好業績期待や証券会社による強気見通しが好感されたもよう。本土4大商業銀行の中国建設銀行（00939）や中国工商銀行（01398）、欧州金融大手のHSBC（00005）、IT大手のテンセント（00700）などの大型銘柄が買われて上昇相場をけん引した。半面、アップル関連銘柄の瑞声科技（02018）や豚肉生産大手の万洲国際（00288）がさえなかった。

　H株では、新エネ車関連のBYD（01211）が高い。新エネ車の補助金縮小案が正式に発表されたことを受け、大手の優位性が高くなるとの思惑から買いが進んだ。銀行株の中国郵政儲蓄銀行（01658）や中国農業銀行（01288）、証券株の中信証券（06030）、不動産株の万科企業（02202）なども大きく上昇した。半面、鉄道向け電力制御システム大手の株洲中車時代電気（03898）が安い。17年12月本決算の減益見通しを発表した北京汽車（01958）も売られた。