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指数: 15分ディレイ
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14日前場の香港株式市場でハンセン指数は小幅ながら続伸。前場終値は前日比0.05%高の29198.17ポイントだった。H株指数は0.39%安の11639.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で605億3100万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いたものの、ほどなく前日終値を挟んで一進一退の値動きとなり、かろうじてプラス圏で前場の取引を終えた。中国本土市場と香港市場の先高観が根強い半面、中国の弱い経済指標と本土相場の下落を嫌気する売りが重荷だった。前日大引け後に中国人民銀行(中央銀行)が発表した金融統計や、国家統計局がきょう午前に発表した10月の鉱工業生産と小売売上高が総じて市場予想を下回り、足元の中国景気に対する懸念が広がったもよう。 個別では、アジア基盤の保険会社AIAグループ(01299)が連日で上場来高値を更新。中国による金融業務への外資参入規制の緩和が引き続き材料視された。吉利汽車(00175)は親会社が「空飛ぶ車」開発の米テレフギアを買収すると伝わり、6.23%高と急伸。石炭株の中国神華能源(01088)、IT大手のテンセント(00700)は続伸した。一方、欧州の銀行最大手HSBC(00005)がさえない。中国石油メジャーのCNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)、シノペック(00386)が軒並み安い。中国の生保大手である中国人寿保険(02628)、ハンセン指数構成銘柄からの除外が決まったキャセイ・パシフィック(00293)が続落した。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.45%安の3432.41ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3465億500万元。
上海総合指数は序盤に小高くなる場面も見られたが、ほどなくマイナス圏に沈むと、下げ幅を拡大した。前日大引け後に発表の金融統計に加え、きょう午前に発表された鉱工業生産や投資など10月の主要経済指標がそろって前月の伸びを下回ったことを受け、中国景気の先行きに対する懸念が高まり、相場の重しになった。ただ、下落率が0.5%を超える3430ポイント付近では下げ渋った。セクター別では前日買われた銀行や、証券、保険など金融関連が総じて売られ、下げを主導。通信や石油もさえない。一方、石炭、鉄鋼、セメントなど素材関連や、航空が買われ、相場を下支えした。 上海B株指数は0.12%安の353.66ポイント、深センB株指数は1.03%高の1230.09ポイントだった。 |
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