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指数: 15分ディレイ
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香港市場ではハンセン指数が週間で0.2%高と小幅に3週続伸した。週前半は米利上げ決定以降の米ドル安や米金利低下を背景に資金流失懸念が後退し、ハンセン指数は約1年7カ月ぶりの高値水準で堅調に推移。ハンセン指数は21日まで4日続伸し、一時24600ポイント台に乗せる場面もあった。ただ、22日にトランプ米政権の政策への不透明感が意識されて5日ぶりに反落すると、その後はリスク回避姿勢から週末にかけてやや上値の重い値動きが続いた。
終値 騰落率 週初来 年初来 03月20日 [月] 24501.99 +0.8% +0.8% +11.4% 03月21日 [火] 24593.12 +0.4% +1.2% +11.8% 03月22日 [水] 24320.41 -1.1% +0.0% +10.5% 03月23日 [木] 24327.70 +0.0% +0.1% +10.6% 03月24日 [金] 24358.27 +0.1% +0.2% +10.7% |
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24日の香港株式市場でハンセン指数は小幅続伸。終値は前日比0.13%高の24358.27ポイントだった。H株指数は0.09%安の10477.81ポイント。メインボードの売買代金は概算で833億7200万HKドル。
ハンセン指数は方向感に欠ける展開に終始した。続伸でスタートした後、前日終値を挟んだ一進一退の値動きとなったが、前場半ば以降はマイナス圏でもみ合う場面が目立った。週半ばから相場がおおむね軟調に推移しただけに買い戻しが入る一方、勢いが弱かった。トランプ米政権が最優先とする医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案の米下院での審議が難航したことを受け、政権運営への懸念が重しとなった。ただ、業績などを手掛かりとした個別物色が引き続き相場を支えたほか、本土市場で上海総合指数が終盤に上昇したこともあり、指数は大引けにかけてプラス圏に戻した。 ハンセン指数構成銘柄では、石油メジャーのCNOOC(00883)が大幅高。2016年12月本決算が大幅減益となったものの、赤字を見込んでいた市場コンセンサス予想を上回る内容となったほか、配当がほぼ前年並みに維持されたことが好感されている。中国商務部の定例会見で自動車消費を積極的に促進する4項目の措置が発表されたことを受け、自動車の吉利汽車(00175)が買い進まれた。決算が予想を上振れしたアップル関連銘柄の瑞声科技(02018)が大幅続伸したほか、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)も上昇した。半面、新世界発展(00017)、恒基兆業地産(00012)など香港不動産株がそろって軟調。決済システムを運営する中国銀聯が香港の金融機関に対し、本土住民による香港不動産の購入で銀聯カードを使った決済を一切禁止すると伝えたことが報じられ、香港不動産市場への影響が懸念された。前日に決算発表した通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)が続落した。ハンセン指数を構成する50銘柄のうち、20銘柄が上昇、25銘柄が変わらず、5銘柄が下落した。 H株では、長城汽車(02333)、BYD(01211)など自動車株が総じて高い。前日大引け後に決算を発表した通信設備の中興通訊(00763)が朝安後に上昇に転じた。米司法当局への罰金支払いで2016年12月期が赤字転落となったものの、すでに織り込まれている上、悪材料出尽くし感から買われた。半面、前日に高かった安徽コンチセメント(00914)が反落。電力大手の大唐国際発電(00991)や大唐新能源(01798)、前引け後に小幅増益決算を発表した慶鈴汽車(01122)も下げた。H株指数を構成する40銘柄のうち、15銘柄が上昇、25銘柄が下落した。 |
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