■午後0時までの記事一覧：

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　20日の香港市場でハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ、高寄りで始まった後、前日の終値を挟んでもみ合う展開。19日の米株式市場はダウ平均が8日続伸するなど主要3指数がともに史上最高値を更新。ただ、米金利の上昇に対する警戒感や、20日のFOMCの結果発表とイエレン米連邦準備理事会（FRB）議長の記者会見を前にした様子見ムードも漂う。指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.09％高の28076.94ポイントで推移している。

　個別では、通信キャリア大手のチャイナ・ユニコム（00762）が高い。石炭大手の中国神華能源（01088）、アジア生保のAIAグループ（01299）も堅調に推移している。半面、不動産株の新鴻基地産（00016）や新世界発展（00017）、華潤置地（01109）が売られている。カジノ株のサンズ・チャイナ（01928）、パソコン大手のレノボグループ（00992）もさえない。

　19日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落してスタートした後、マイナス圏で小動き。指数は午前10時40分現在、前日比0.12％安の3352.86ポイントで推移している。セクター別では、航空関連、酒造が高い。石炭、鉄鋼もしっかり。半面、銀行、保険が総じて軟調。