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連休明け18日前場の香港株式市場でハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.92%安の24039.45ポイントだった。H株指数は1.04%安の10098.69ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で353億8400万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈み、下げ幅を広げた。前日に発表された中国の2017年1−3月期GDPなど主要経済指標がそろって強い内容だったにもかかわらず、本土市場が続落でスタートしたことが投資家心理を悪化させた。北朝鮮を巡る地政学的リスクも強く意識されている。米軍が原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に展開させる中、25日の朝鮮人民軍創建85年に合わせ北朝鮮が追加の挑発に出る可能性もあると伝えられており、半島情勢の緊迫化を警戒してリスクオフの動きが優勢。ただ、心理的節目の24000ポイント付近で下げ渋り、前場半ば以降は安値圏でもみ合った。 個別では、中国建設銀行(00939)、中国工商銀行(01398)、中国人寿保険(02628)など本土系銀行株がそろって軟調。重大な規律違反の疑いで取り調べを受けている中国保険監督管理委員会(保監会)トップの解任が伝わり、金融当局による取り締まりの一層強化に対する警戒感が強まった。連休前に10億米ドル規模の自社株買いの実施が終了したと発表したHSBC(00005)が続落したほか、時価総額上位のAIAグループ(01299)やテンセント(00700)も売られ、相場を押し下げた。連休中に香港の新築物件販売が低調だったことを受け、信和置業(00083)など香港デベロッパーも安い。半面、台湾系食品メーカーの中国旺旺(00151)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)が逆行高を演じた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.11%安の3218.52ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2514億5400万元。
上海総合指数は、方向感に乏しい展開になった。序盤から半ばにかけてはマイナス圏でもみ合い。後半には一時プラス圏に浮上する場面もみられたが、勢いは弱かった。ほどなくマイナスに沈むと下げ幅を広げて午前の取引を終えている。朝鮮半島の情勢が緊迫度を増すなか、投資家がリスク回避の姿勢を強めているもよう。セクター別では、銀行、保険、証券が総じて売られ相場の下げを主導。「雄安新区」関連株への売りも続いた。一方、インフラ建設や酒造が買われ下値を支えている。 上海B株指数は0.47%高の340.64ポイント、深センB株指数は0.35%高の1150.55ポイントとそろって反発した。 |
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