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指数: 15分ディレイ
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13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落した。終値は前日比0.12%安の2834.39ポイント。深セン成分指数は0.68%高の9337.11ポイントと続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2133億1000万元。
上海総合指数はマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。前日は全セクターが上昇しただけに、いったん利益を確定する売りが先行した。米中貿易交渉の先行き懸念も根強い。ムニューシン米財務長官が12日、協議再開の条件として「中国が真剣に構造改革を進めること」を挙げたと伝わり、中国側の譲歩が期待できないとの見方を誘ったもよう。もっとも、前日の中国国営新華社の報道を受け、相場はすでに底入れしたとの観測も浮上しており、下値を売り込む動きは限定的。前引けにかけて下げ幅を縮小し、前場の高値圏で引けた。午前発表の6月の米ドル建て中国輸出高が市場予想を上回る伸び率となり、投資家心理を支えた面もあった。 セクター別では、医薬や食品・飲料、酒造が買われる半面、貴金属、通信、石油が売られている。 上海B株指数は0.03%安の292.37ポイントと反落。深センB株指数は0.26%高の1064.72ポイントと続伸した。 |
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13日前場の香港株式市場でハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.58%高の28645.70ポイントだった。中国企業指数は0.44%高の10799.78ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で448億9000万HKドルだった。
ハンセン指数は高く寄り付いた。米中貿易摩擦に対する過度な懸念が和らいだことを受け、前日のNY市場で主要3指数がそろって上昇した流れを受け継いだ。ただ、上値追いの動きは限られ、その後は狭いレンジでもみ合った。本土市場で上海総合指数が軟調に推移したことが上値を抑える要因となったほか、きょうから週明けにかけて中国の主要経済統計が相次ぐ発表されるのを前に、内容を見極めたいとする投資家心理から様子見ムードが漂った。きょう発表された6月の貿易統計(米ドル建て)は輸出が予想を上回った一方、輸入が予想を下振れる結果となったが、相場の反応は限られた。 個別では、前日に高かった乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(02319)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)が大きく続伸。豚肉大手の万洲国際(00288)や、アップルサプライヤーの瑞声科技(02018)が高い。本土不動産大手の中国海外発展(00688)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)、銀河娯楽(00027)も買われた。半面、石炭大手の中国神華能源(01088)が安い。九龍倉置業地産(01997)、太古A(00019)など香港不動産関連の一角や、通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)が軟調。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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