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指数: 15分ディレイ
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10日のNY株式相場は堅調持続。貿易戦争への警戒感が緩むなか、4-6月期決算発表への期待が高まった。ダウ平均は小幅に上昇してスタートすると、168ドル高まで上昇幅を広げ143.07 (+0.58%)で終了。前日売られたプロクター・アンド・ギャンブルが買い戻されたほか、ボーイングやシェブロンの上昇もダウ平均を押し上げた。S&P500は金融を除く10業種が上昇し、0.35%高で終了。ナスダック総合も0.04%と小幅に上昇し、主要3指数そろっての4日続伸となった。前日に史上最高値までわずかに迫ったナスダック総合の最高値更新はならなかったが、小型株指数のラッセル2000は一時取引時間中の最高値を更新した。
S&P500採用銘柄の先頭を切って発表されたペプシコの4-6月期決算は売上高と利益がともに市場予想を上回ったことが好感され、株価は4.76%高と大幅高となった。通商摩擦問題の業績への影響が懸念されるボーイングが1.53%高となったことも安心感につながった。ボーイングの2018年上半期の出荷実績は7%超の増加となり、受注額がライバルのエアバスの2倍以上となった。一方、今週金曜日から決算を発表する金融株が軟調だった。長短金利差の縮小が続いたことでシティグループが1.03%安となったほか、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスが0.5%以上下落し、S&P500の金融株指数が11業種中唯一下落した。ハイテク株はエヌビディア、インテルなどが上昇した一方、フェイスブック、ネットフリックスが下落と高安まちまちだった。 海外市況 |
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ADR終値に基づく本日のハンセン指数の寄値目安は前日比44.9ポイント高
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10日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み安。中国のネット通販最大手アリババ・グループ(BABA)が前日比0.10%安の192.55米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も0.27%安の261.25米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の10日終値は次の通り。
■アリババ・グループ(BABA):192.55米ドル(-0.10%) ■百度(BIDU):261.25米ドル(-0.27%) ■シートリップ(CTRP):45.19米ドル(+0.07%) ■JDドット・コム(JD):38.59米ドル(-2.06%) ■ウェイボー(WB):90.28米ドル(-0.76%) ■ネットイース(NTES):265.24米ドル(-0.87%) ■モモ(MOMO):45.20米ドル(-3.11%) ■レンレン(RENN):2.41米ドル(0%) ■新浪(SINA):84.68米ドル(-0.28%) ■捜狐(SOHU):34.25米ドル(-2.84%) ■チーター・モバイル(CMCM):9.63米ドル(-4.08%) |
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