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指数: 15分ディレイ
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休場明け23日前場の香港株式市場でハンセン指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比1.04%安の30909.01ポイントだった。中国企業指数は1.25%安の12194.86ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で603億9000万HKドルだった。
ハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ、安く寄り付くとその後もマイナス圏で推移した。トランプ米大統領が中国との通商交渉について満足していないと述べたことを受け、米中貿易摩擦に対する不透明感が再び投資家心理を悪化させた。中国本土相場が軟調に推移していることや、本土からの相互取引制度を通じた香港株売買が売り越しとなっていることも相場を重くしている。指数は序盤に節目の31000ポイントを下回るとその後も下げ幅を広げた。 個別では、石炭大手の中国神華能源(01088)が7%近く下落。中国当局が石炭価格高騰の抑制を強化していると伝わり嫌気された。アジア生保大手のAIAグループ(01299)、本土保険株の衆安在線財産保険(06060)や新華人寿保険(01336)が大幅安。不動産大手の華潤置地(01109)や碧桂園(02007)、中国石油メジャーのCNOOC(00883)やペトロチャイナ(00857)、中国航空大手の中国国際航空(00753)も軟調だった。半面、電力株の華潤電力控股(00836)や華能国際電力(00902)が高い。スマホ部品大手の舜宇光学科技(02382)、自動車メーカーの東風汽車集団(00489)も大きく買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.80%安の3188.65ポイントだった。深セン成分指数は0.71%安の10689.15ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2618億3600万元。
上海総合指数は安く寄り付いた。序盤は心理的節目の3200ポイントを挟んだ一進一退の展開だったが、中盤以降、じりじりと下げ幅を広げた。前日まで3営業日続伸した後とあって、利益確定売りが優勢。また、米中が歩み寄りをみせた前週末の通商交渉について、トランプ米大統領が「満足していない」との発言が伝わった。貿易問題の先行き不透明感が意識され、相場の重しとなった。 セクター別では、石炭がほぼ全面安。当局が価格高騰の抑制を強化する動きが嫌気されている。保険、銀行が総じて売られ、指数を押し下げた。石油、鉄鋼、通信なども安い。半面、電力が逆行高。中国当局が7月1日から自動車・部品の輸入関税を引き下げると発表したことを受け、ディーラーなど自動車関連の一角が買われた。 上海B株指数は0.56%安の319.45ポイント。深センB株指数は0.44%安の1102.46ポイントだった。 |
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