マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率 5月21日現地時間午後0時25分時点 銘柄名 空売り残高 空売り比率 空売り比率 ※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元 |
|
||
週明け21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.26%高の31439.88ポイントだった。中国企業指数は0.93%高の12470.29ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で512億1000万HKドルだった。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、上げ幅を広げた。米中貿易交渉の成果をひとまず好感する買いが優勢。米中両国は貿易協議の共同声明で、「中国が米国のモノとサービスの輸入を大幅に増やすことで合意した」などと表明し、制裁関税を当面留保して協議を継続することで一致した。米中貿易戦争に対する懸念の後退が投資家の安心感につながった。もっとも、米中貿易交渉の先行き不透明感は依然として払しょくされていない。あすの仏誕節休場を控えていることもあり、高値追いの動きは限られ、指数は31400−31450ポイント付近でもみ合う場面が目立った。 個別では、米アップルサプライヤーの瑞声科技(02018)や、米国事業を持つ豚肉大手の万洲国際(00288)、港湾大手の招商局港口(00144)など米中対立の緩和で恩恵を受けそうな銘柄が大幅高。時価総額上位でアジア生保大手のAIAグループ(01299)、中国国有銀行の中国建設銀行(00939)、IT大手のテンセント(00700)が買われ、指数を押し上げた。半面、前週末に高かった石炭大手の中国神華能源(01088)、不動産デベロッパーの華潤置地(01109)が反落し、逆行安を演じた。 |
|
||
週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.77%高の3217.93ポイントだった。深セン成分指数も1.03%高の10782.85ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2712億7000万元。
上海総合指数は、節目の3200ポイント台に乗せてスタート。その後プラス圏でもみ合いながら段階的に上げ幅を広げた。午前の高値圏で終えている。米中通商協議で両国が貿易戦争を回避することで一致したことが好感された。セクター別では港湾・海運が高い。中国が「米国の対中貿易赤字削減に向け、米国からの輸入を増やす」方針を示したことを受け、海運や荷役需要の拡大につながるとの見方が広がり買いを誘った。習近平国家主席が汚染防止に向けた取り組み強化を改めて打ち出したことを受け、環境関連も買われた。IT・電子、ソフトウエアもしっかり。一方、エネルギー資源や産金の一角が売られ逆行安を演じた。 上海B株指数は0.58%高の321.76ポイント。深センB株指数は0.52%高の1112.69ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |