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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場でハンセン指数は大幅に反発。前場終値は前日比1.32%高の31751.60ポイントだった。H株指数は1.82%高の12697.32ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で867億3300万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付き、ほぼ一本調子で上げ幅を拡大。取引時間中として2007年11月1日以来10年2カ月半ぶりの高値を更新した。米ドル安を背景とする資金流入や、相互取引制度を通じた本土からの投資拡大を見込む買いが相場を押し上げた。きょうの本土株式相場の上昇や、中国人民銀行(中央銀行)による連日の資金供給オペも買い安心感につながったもよう。 個別では、前日下げた中国IT大手のテンセント(00700)が大きく買い戻された。本土系金融株の中国建設銀行(00939)や中国工商銀行(01398)、中国平安保険(02318)の続伸も相場を押し上げた。香港証券取引所(00388)は4%超上昇。同社の李小加最高経営責任者(CEO)が、普通株より議決権の多い「種類株」を発行するニューエコノミー企業などの上場申請受け付けを6月末にも開始する方針を示したと伝わった。一方、スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(02018)が続落。香港の不動産大手の長江実業集団(01113)や地場銀行のハンセン銀行(00011)も逆行安。 |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.30%高の3420.80ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の11370.42ポイントと3営業日ぶり反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2740億8400万元。
上海総合指数は、序盤に小安くなる場面が見られた。ほどなく切り返すと、売り買いをこなしながら次第に上げ幅を広げる展開となった。積極的な買い材料に乏しいなか、3420ポイントを超える水準では高値警戒から伸び悩んだ。18日に2017年10−12月期GDPや鉱工業生産など12月の主要経済指標の発表を控えた様子見気分も漂う。セクター別では、酒造、自動車、インフラ建設などを中心に幅広く買われた。一方、足元買われていた保険の一角に利益確定の売りが出たほか、銀行、石油などが売られている。足元の原油高を嫌気し航空もさえない。 上海B株指数は0.65%高の343.60ポイント。深センB株指数は0.94%高の1202.14ポイントだった。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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