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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場でハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.53%高の29005.00ポイントだった。H株指数は0.59%高の11479.65ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で651億1400万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付き、プラス圏でもみ合い。前日は続落して7営業日ぶり安値で引けただけに、金融株やハイテク株を中心に買い戻しが先行した。前日下げた中国IT大手のテンセント(00700)が上昇し、相場をけん引。ハンセン指数は前日に割り込んでいた心理的節目の29000ポイントを回復して前場の取引を終えた。ただ、同水準を超える水準では上値を買い上がる動きは限定的だった。前日の欧米株安や、きょうの軟調な上海総合指数が投資家心理の重荷だったもよう。 個別では、2017年7−9月期決算が市場予想を上回る増益だったテンセントが反発した。前日安かったスマートフォン部品メーカーの瑞声科技(02018)も買い戻された。保険株の上昇が目立ち、クレディ・スイスが目標株価を大幅に引き上げた中国平安保険(02318)が3.39%高。中国人寿保険(02628)、AIAグループ(01299)も買われた。一方、港湾大手の招商局港口(00144)が7.47%安と急落した。中国当局が来年に多数の港湾で輸出入コンテナ荷役料を引き下げる見通しを明らかにしたと伝わった。ワーフ(00004)はきょうが分離上場する九龍倉置業地産(01997)株の現物配当の権利落ち日に当たり、続落した。発電大手の華潤電力控股(00836)は反落した。 |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.10%安の3399.10ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2581億6600万元。
上海総合指数は寄り付きで下値抵抗と意識されている3400ポイントを割り込むと、その後もおおむねマイナス圏でもみ合う展開となった。今週前半から続く中国経済の減速への懸念がくすぶるなか、前日に相互取引制度を通じた香港投資家による売買が売り越しとなったことで資金流出懸念も浮上し、相場の重しになった。ただ、きょうの中国人民銀行(中央銀行)の公開市場操作で3100億元の供給超過が伝わるなか、指数は3390ポイント台前半で底堅さがみえた。 セクター別では、銀行が総じて安い。銀行の不動産開発への貸付限度額が縮小されると伝わったことが嫌気されている。産金、石炭、証券、非鉄金属なども売られている。半面、朝方売られていた保険が軒並み高。医療、酒造なども買われている。 上海B株指数は0.10%高の350.35ポイント、深センB株指数は0.15%安の1215.40ポイントだった。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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