22日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ・グループ（BABA）が前日比0.42％高の178.14米ドルと3日ぶりに反発。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）は0.69％高の240.57米ドルと3日続伸した。主な中国関連ネット・IT株の22日終値は次の通り。


　■アリババ・グループ（BABA）：178.14米ドル（+0.42％）
　■百度（BIDU）：240.57米ドル（+0.69％）
　■シートリップ（CTRP）：52.91米ドル（-0.95％）
　■JDドット・コム（JD）：42.37米ドル（-1.42％）
　■ウェイボー（WB）：100.04米ドル（+0.23％）
　■ネットイース（NTES）：271.61米ドル（-2.16％）
　■モモ（MOMO）：34.97米ドル（-1.27％）
　■レンレン（RENN）：9.01米ドル（+2.39％）
　■新浪（SINA）：115.68米ドル（+0.23％）
　■捜狐（SOHU）：54.92米ドル（+0.11％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：8.97米ドル（-0.11％）

　本土市場では上海総合指数が週間で0.03％安と小幅ながら3週続落。週を通じて方向感の乏しい展開が続いた。新たな手掛かり材料に乏しい中、上海総合指数は狭いレンジでもみ合い。前週発表された弱い経済指標を受けて景気減速懸念がくすぶる中、10月の共産党大会までは当局が金融市場の安定を図るとの期待が相場を支えた一方、利益確定売りが上値を抑えた。22日には北朝鮮を巡る地政学リスクが再燃したほか、S&Pが中国の長期国債格付けを引き下げたことを嫌気した売りが出た。

　　　　　　　　　　終値　 騰落率 　 週初来　 年初来
09月18日 [月]　　3362.86　+0.3%　　+0.3%　　+8.4%
09月19日 [火]　　3356.84　-0.2%　　+0.1%　　+8.2%
09月20日 [水]　　3366.00　+0.3%　　+0.4%　　+8.5%
09月21日 [木]　　3357.81　-0.2%　　+0.1%　　+8.2%
09月22日 [金]　　3352.53　-0.2%　　-0.0%　　+8.0%

　香港市場ではハンセン指数が週間で0.3％高と続伸した。好調なNY市場を追い風にハンセン指数が18日に28000ポイント台に乗せると、その後は20日のFOMCの結果発表を前に様子見ムードの強い展開。FOMCの結果発表を受けた21日は前日終値を挟んで一進一退の値動きで小幅に反落したが、22日は北朝鮮を巡る地政学リスクの再燃やS&Pによる中国と香港の格付け引き下げが嫌気され、終値ベースで再び節目の28000ポイントを割り込む展開となった。

　　　　　　　　　　終値　　 騰落率　 週初来 　年初来
09月18日 [月]　　28159.77　+1.3%　　+1.3%　　+28.0%
09月19日 [火]　　28051.41　-0.4%　　+0.9%　　+27.5%
09月20日 [水]　　28127.80　+0.3%　　+1.2%　　+27.9%
09月21日 [木]　　28110.33　-0.1%　　+1.1%　　+27.8%
09月22日 [金]　　27880.53　-0.8%　　+0.3%　　+26.7%