19日の中国本土株式市場で上海総合指数は小高く始まると、上げ幅を広げる展開になっている。指数は午前10時43分現在、前日比0.16％高の3368.39ポイントで推移。セクター別では保険、非鉄金属、通信などが買われる一方、証券、産金、製紙などが売られている。

　19日の香港株式市場でハンセン指数は続伸スタート。北朝鮮情勢を巡る緊張の緩和や、米株高など外部環境の改善が上昇相場を支えている。指数は日本時間午前10時44現在、前日比0.23％高の28224.92ポイントで推移。個別では、市場の活況を受けて香港証券取引所（00388）が買われているほか、自動車メーカーの吉利汽車（00175）が高い。IT大手のテンセント（00700）は続伸。半面、アップル関連銘柄の瑞声科技（02018）、台湾系食品メーカーの中国旺旺（00151）が軟調。

　19日の上海A株市場では日本時間午前10時40分現在、新疆冠農果茸集団（600251）が5.38％安と上海A株銘柄（ストックコネクト対象銘柄）の中で値下がり率1位となっている。上海A株銘柄の寄り付き下落率トップ10は次の通り。

◆上海A株銘柄（ストックコネクト対象銘柄）の寄り付き下落率トップ10
　更新時間：2017/9/19 10:40 （日本時間）

  銘柄名                          株価  騰落率

                                  （元） （％）

 1 新疆冠農果茸集団（600251）      9.840  -5.38%

 2 *ST中安消（600654）            10.430  -5.01%

 3 浙江航民（600987）             12.520  -3.91%

 4 厦門金龍汽車集団（600686）     15.560  -2.57%

 5 海南椰島（600238）             10.470  -2.51%

 6 力帆実業（601777）              8.810  -2.11%

 7 華新ｾﾒﾝﾄ（600801）             13.880  -1.91%

 8 中炬高新技術実業（600872）     22.360  -1.89%

 9 四川明星電力（600101）         10.950  -1.88%

10 中材節能（603126）             14.600  -1.88%