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指数: 15分ディレイ
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17日のNY株式相場は大幅反落。リスク回避が強まり全面安となった。決算が嫌気されたシスコシステムズやウォルマートが下落したほか、コーン米国家経済会議(NEC)委員長の辞職の噂も嫌気された。午後にバルセロナでのテロが伝えられ、センチメントはさらに悪化。投資家の不安心理を表すVIX指数は前日の11.74から15.55に跳ね上がった。ダウ平均は30の構成銘柄がすべて下落。シスコシステムズ(-4.02%)のほか、アップル(-1.92%)、ゴールドマン・サックス(-1.86%)などが大きく下落。274.14米ドル安(-1.24%)と5日ぶりに反落した。テクノロジー株の比重が大きいNASDAQ総合指数は1.94%安と大幅に反落した。
前日にトランプ大統領が製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムを解散すると発表したところに、税制改革など重要経済政策を担うコーンNEC委員長の辞任の噂が広がった。ホワイトハウスは噂を否定したものの、トランプ大統領の政権運営への懸念がさらに強まった。まちまちとなった経済指標や決算銘柄の下落が嫌気され前日比マイナス圏で推移していた主要3指数は午後にスペイン・バルセロナでのテロのニュースを受けて下落幅を拡大。3指数ともほぼ一日の最安値で取引を終えた。ダウ平均の下落幅は274.14米ドル安と8月10日の204.69米ドル安を上回り、5月17日に記録した372.82米ドル以来の大幅安となった。 海外市況 |
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17日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ・グループ(BABA)が前日比2.77%高の163.92米ドルと4営業日続伸。17日発表した2017年4−6月期決算は、営業利益が175億元と前年同期比で99%増えた。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は2.25%安の221.05米ドルと5営業日ぶりに反落した。主な中国関連ネット・IT株の17日終値は次の通り。
■アリババ・グループ(BABA):163.92米ドル(+2.77%) ■百度(BIDU):221.05米ドル(-2.25%) ■シートリップ(CTRP):49.19米ドル(-1.89%) ■JDドット・コム(JD):40.80米ドル(-6.53%) ■ウェイボー(WB):88.32米ドル(+0.24%) ■ネットイース(NTES):273.60米ドル(-1.78%) ■モモ(MOMO):44.01米ドル(-0.25%) ■レンレン(RENN):7.34米ドル(+0.14%) ■新浪(SINA):98.16米ドル(-0.60%) ■捜狐(SOHU):53.58米ドル(-1.87%) ■チーター・モバイル(CMCM):11.46米ドル(+1.78%) |
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香港証券取引所は17日、上海市場との相互株式取引「滬港通(上海・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(サウスバウンド・トレーディング)」の取引状況は次の通り。
■港股通(上海→香港) 当日の売買代金 61億7209万HKドル 買い代金 29億1656万HKドル 売り代金 32億5553万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 売買代金 買い代金 |
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