16日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日に続いて銀行・保険株が買われ、相場をけん引している。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.47％高の27303.08ポイントで推移。個別では、きょう中間決算を発表するテンセント（00700）、吉利汽車（00175）が高い。大型金融株の中国建設銀行（00939）や中国工商銀行（01398）、AIAグループ（01299）は続伸している。半面、中国石油メジャーのシノペック（00386）や、香港コングロマリットの長江和記実業（00001）、新世界発展（00017）、ワーフ（00004）が続落。

　16日の中国本土株式市場で上海総合指数は、反落。その後も軟調な値動きとなっている。指数は午前10時44分現在、前日比0.27％安の3242.64ポイントで推移。セクター別では前日の上昇を主導した銀行や保険に売りが出ているほか、石油、航空なども安い。一方、石炭、電力が買われている。

                                 始値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3247.85     -3.41     -0.10

 上海B株指数                    334.42     -0.11     -0.03

 深センB株指数                 1170.80     -0.54     -0.05

 滬深300指数（CSI300指数）     3701.13     -4.93     -0.13