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22日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ・グループ(BABA)が前日比0.71%安の142.27米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.47%安の179.33米ドルと4日ぶりに反落した。中国当局から動画廃止業務の停止を命じられたと伝わったウェイボー(WB)が大幅安。主な中国関連ネット・IT株の22日終値は次の通り。
■アリババ・グループ(BABA):142.27米ドル(-0.71%) ■百度(BIDU):179.33米ドル(-0.47%) ■シートリップ(CTRP):55.77米ドル(+1.31%) ■JDドット・コム(JD):41.33米ドル(+0.58%) ■ウェイボー(WB):72.25米ドル(-6.12%) ■ネットイース(NTES):325.28米ドル(+0.48%) ■モモ(MOMO):38.93米ドル(+0.59%) ■レンレン(RENN):6.46米ドル(+2.05%) ■新浪(SINA):87.49米ドル(-4.83%) ■捜狐(SOHU):45.58米ドル(-1.62%) ■チーター・モバイル(CMCM):11.08米ドル(+1.47%) |
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■深セン高速道路(00548/600548):2017年5月の業務統計によると、深セン地区の主力道路である機荷高速・東区間の1日当たり通行料収入は前年同月比25.9%増の200万2000元となった。1日当たり車両通行量は同5.3%増の28万1000台。
■中国銀行(03988/601988):中国IT大手のテンセント(00700)とフィンテックの共同実験施設を設立したと発表。双方は今後、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、ブロックチェーン、人工知能(AI)の技術を基盤に協力を深め、フィンテックやインテリジェントファイナンスなどの研究開発を進めていく。 ■上海電気集団(02727/601727):同社が電気自動車メーカーの米テスラと合弁契約を結んだとの報道を否定した。現時点でテスラと接触したことはなく、いかなる合弁契約も結んでいないと強調。報道を受けて内部確認を行ったが、開示すべき重要情報はなかったとした。 |
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23日の香港市場は米株続落の流れ引き継ぎ、ひとまず売り先行で始まるか。前日の米株市場でダウ平均は3日続落。原油相場に対する警戒感が根強く引けにかけて売りに押されたほか、大手銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果発表を前に様子見ムードが広がった。このほか、香港市場で前日に中国銀行当局が金融機関に対し、海航集団や安邦集団など海外で積極的に買収を進める民営企業の投融資状況とリスクを早期に調査するよう通達したと伝わったことが引き続き投資家心理を弱気に傾け、相場の重しになる可能性がある。
ただ、22日の米国市場でハイテク株の比率が高いナスダック総合が小幅ながら続伸したことや、原油相場が反発に転じたことなどが、香港市場でのIT・ネット関連株やエネルギー資源株の買いを誘い底堅く推移すると予想する。 22日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。中国IT大手のテンセント(00700)、生保アジア大手のAIAグループ(01299)、本土保険大手の中国平安保険(02318)などが香港終値を上回った。半面、欧州金融大手のHSBC(00005)、中国の通信キャリア大手のチャイナ・モバイル(00941)、中国石油メジャーのペトロチャイナ(00857)が香港終値を下回って終えた。 |
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