◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
　空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率
　4月20日現地時間午後0時25分時点

     銘柄名                                 空売り残高   売買代金  空売り比率 空売り比率

                                             （百万HK$）（百万HK$）      当日    5日平均

    1 上海復旦張江ﾊﾞｲｵ（01349）                    0.15       0.17     88.92%     34.54%

    2 協ｷﾝ新能源（00451）                          0.26       0.39     67.74%     35.27%

    3 豊盛控股（00607）                           59.71      95.99     62.20%     47.58%

    4 阿里健康（00241）                            3.93       6.39     61.56%     43.69%

    5 斉合天地（00976）                            0.72       1.19     60.20%     31.77%

    6 福耀ｶﾞﾗｽ（03606）                           13.38      23.24     57.59%     33.46%

    7 中渝置地控股（01224）                        1.25       2.28     54.97%     41.46%

    8 ﾃﾞｼﾞﾀﾙ･ﾁｬｲﾅ（00861）                         1.47       2.68     54.91%     36.91%

    9 華夏滬深300（03188）                        15.38      29.25     52.57%     36.57%

   10 iｼｪｱｰｽﾞFTSE A50ﾁｬｲﾅ指数ETF（02823）         96.73     185.90     52.03%     32.29%

   11 雲鋒金融（00376）                            0.07       0.15     50.21%     19.52%

   12 中国金茂（00817）                            5.33      10.95     48.67%     19.86%

   13 中国現代牧業（01117）                        0.30       0.62     48.15%     39.95%

   14 ｼﾉﾍﾟｯｸ冠徳（00934）                          3.63       8.15     44.57%     24.17%

   15 ｷｬｾｲ･ﾊﾟｼﾌｨｯｸ（00293）                       11.08      25.72     43.09%     31.27%

   16 MGMﾁｬｲﾅ（02282）                            10.60      24.70     42.93%     27.79%

   17 海通証券（06837）                           17.53      41.48     42.27%     22.39%

   18 華電国際電力（01071）                        4.60      10.95     41.99%     15.37%

   19 華南城（01668）                              2.77       6.68     41.51%     10.81%

   20 中国民生銀行（01988）                       37.90      92.82     40.83%     35.53%

　20日前場の香港株式市場でハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.40％高の23921.39ポイントだった。H株指数は0.06％高の9989.97ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で326億4000万HKドル。

　ハンセン指数はプラス圏でもみ合い。前日までの3日続落で心理的節目の24000ポイントを割り込み、3月15日以来ほぼ1カ月ぶりの安値圏にあっただけに、値ごろ感に注目した買いが香港系不動産株などに入って相場を押し上げた。ただ、原油先物相場の続落や中国金融当局による監督強化を嫌気する売りも出て、上値は伸び悩んだ。上海総合指数は小幅ながら5営業日続落して午前の取引を終えており、投資家心理を冷やしたもよう。

　個別では、時価総額が大きいテンセント（00700）とAIAグループ（01299）が買われ、相場の上昇を主導。通信キャリアのチャイナ・モバイル（00941）とチャイナ・ユニコム（00762）、生保大手の中国人寿保険（02628）は反発した。自動車メーカーの吉利汽車（00175）が続伸。香港系不動産デベロッパーの新鴻基地産（00016）、長江実業地産（01113）の上昇が目立つ半面、中国政府系不動産デベロッパーの華潤置地（01109）、中国海外発展（00688）が売られた。中国石油メジャーのCNOOC（00883）、ペトロチャイナ（00857）、シノペック（00386）はそろって下落した。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 ハンセン指数                 23921.39     95.51      0.40

 H株指数                       9989.97      6.24      0.06

 レッドチップ指数              3899.68    -11.23     -0.29

 GEM指数                        335.75      1.22      0.36