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13日のNY株式相場は高安まちまち。大手金融機関の決算や総じて良好な経済指標を好感し主要指数はそろって上昇してスタートしたが、その後上昇幅を削った。ダウ平均は朝方に61.03米ドル高の19952.03米ドルまで上昇し、20000米ドルをうかがったが、午後に41.62米ドル安まで下落し、5.27米ドル安(-0.03%)とほぼ変わらずで終了。ハイテク比率の高いナスダック総合は0.48%高と反発して終了し、取引時間中と終値での史上最高値を更新した。
大手銀の10-12月期決算発表がスタートした。リテール銀行部門のスキャンダルに揺れたウェルズ・ファーゴは利益が前年同期比5.4%減となった、調整後の一株当たり利益が市場予想の1.00米ドルを上回る1.03米ドルとなり、株価は0.81米ドル高(+1.49%)となった。JPモルガン・チェースも0.53%高と上昇。融資や債券トレーディングが好調で利益が市場予想を上回った。バンク・オブ・アメリカは0.39%高。トレーディング収入の増加や経費削減により大幅増益となったが、調整後の利益が市場予想をわずかに下回った。S&P500の金融株指数は朝方に前日比1.66%高まで上昇し主要指数を押し上げたが、0.55%高と上昇幅を縮小して終了した。このほか、アナリストの投資判断引き上げを好感したネットフリックスが3.50%高となりS&P500の上昇率トップとなった。 セクター別騰落率の上位3セクターは金融(+0.55%)、資本財(+0.33%)、一般消費財(+0.31%)となった。一方、下位3セクターは不動産(-0.24%)、素材(-0.21%)、エネルギー(-0.19%)となった。 海外市況 |
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本土市場では上海総合指数が1週間で1.3%安と反落した。週初こそ混合所有制改革への期待を背景に堅調なスタートとなったが、その後13日まで4日続落と軟調に推移。生産者物価指数が5年ぶりの高水準を記録したが相場への影響は限られた。前週までの上昇で利益確定売りが出たほか、月末からの旧正月連休を前に積極的な買いを見送るムードも広がった。ただ、上海総合指数は節目の3100ポイントに迫る水準では下げ渋り、同水準を維持して引けた。
終値 騰落率 週初来 年初来 01月09日 [月] 3171.24 +0.5% +0.5% +2.2% 01月10日 [火] 3161.67 -0.3% +0.2% +1.9% 01月11日 [水] 3136.75 -0.8% -0.6% +1.1% 01月12日 [木] 3119.29 -0.6% -1.1% +0.5% 01月13日 [金] 3112.76 -0.2% -1.3% +0.3% |
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香港市場ではハンセン指数が1週間で1.9%高と3週続伸した。ハンセン指数は週を通じておおむね堅調に推移。中国の経済指標の予想上振れに加え、米ドル高の一服で新興国からの資金流出懸念が後退し、地合いの改善につながった。12日には利益確定売りで6日ぶりに反落したが、週末13日には反発。ただ、ハンセン指数は節目の23000ポイントに近づく場面では高値警戒感から上値が重く、同水準を回復するには至らなかった。
終値 騰落率 週初来 年初来 01月09日 [月] 22558.69 +0.2% +0.2% +2.5% 01月10日 [火] 22744.85 +0.8% +1.1% +3.4% 01月11日 [水] 22935.35 +0.8% +1.9% +4.2% 01月12日 [木] 22829.02 -0.5% +1.4% +3.8% 01月13日 [金] 22937.38 +0.5% +1.9% +4.3% |
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