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指数: 15分ディレイ
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30日前場の香港株式市場でハンセン指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比1.27%安の23438.07ポイントだった。H株指数は1.18%安の9678.80ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で326億3500万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ反落してスタート。その後もマイナス圏で軟調に推移した。ドイツ銀をめぐる欧州発の金融不安がくすぶる中、リスク回避の動きが優勢だった。国慶節連休の関係で相互取引制度「滬港通(上海・香港ストックコネクト)」を通じた本土からの資金流入が一時ストップすることも重しとなった。寄り付き後に発表された9月の財新中国製造業PMIは50.1と、市場予想通りだった。 ハンセン指数構成個別では、中国建設銀行(00939)、中国工商銀行(01398)、AIAグループ(01299)など金融株が売られ、相場の重荷となった。不動産銘柄の華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)も安い。保利協キン能源(03800)、中国興業太陽能技術(00750)など太陽光関連銘柄の下げが目立つ。中国当局が太陽光発電に関連する補助金を引き下げる方針を発表したことが嫌気された。半面、石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受けた原油先物相場の上昇を受け、石油銘柄のシノペック(00386)が小幅に高い。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.14%高の3002.81ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1516億7700万元。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、序盤に切り返した。英マークイットが午前に発表した9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.1と2カ月ぶりに50を上回り、投資家心理を支えたもよう。来週は国慶節(10月1日)の大型連休とあって、白酒大手の貴州茅台酒(600519)が買われ、相場の上昇をけん引した。ただ、売買代金が低水準の上持ち高整理の売りも出て、指数は心理的節目の3000ポイントを上回る水準では伸び悩んだ。セクター別では、酒造や不動産、通信が買われる半面、金融の一角や鉄鋼が売られている。 上海B株指数は0.01%安の353.33ポイント、深センB株指数は0.10%安の1184.88ポイントとともに4日ぶりに反落した。 |
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