2024-05-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反発、方向感乏しく 不動産株などに買い
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反発。前場終値は前日比0.02%高の3158.48ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の9657.86ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4914億1500万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開。指数は約8カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが引き続き重荷となった半面、中国当局の政策支援で恩恵を受けそうな銘柄を物色する動きが下値を支えた。
セクター別では、不動産開発、不動産サービス、建設コンサルティング、太陽光発電設備などが高い。半面、観光・ホテル、採掘、化学肥料、化学繊維などが売られている。
上海B株指数は0.04%高の257.05ポイント、深センB株指数は0.28%高の1139.93ポイントだった。