2024-05-15 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
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米政府の中国製EV追加関税は影響限定的、欧州の追随を懸念=野村
野村インターナショナルは最新リポートで、米政府が中国製の電気自動車(EV)に対する追加関税を25%から100%に引き上げると発表したことについて、短期的には影響が限定的との見方を示した。影響を受ける製品は中国の対米輸出額の5.9%、中国の輸出総額の1%未満にとどまっていることを理由に挙げた。『信報』が15日伝えた。
一方、欧州連合(EU)と英国向けが中国の自動車輸出台数の40%を占めていることから、欧州が米国に追随して、中国製EVに高い制裁関税を課すと決定した場合、EV業界にかかる圧力は一層高まる可能性があるとした。