18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.34%高の16469.29ポイントだった。中国企業指数は1.45%高の5833.02ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で521億1000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まった後、一気に上げ幅を拡大すると、プラス圏で推移した。米中の対立激化などが警戒されたが、上海総合指数が一時、心理的節目の3100ポイントにタッチする場面もあり、中国本土市場の上昇が好感された。また、最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも強まった。
個別では、AIAグループ(
01299)が買われて指数を押し上げた。中升集団(
00881)が9%超上昇したほか、申洲国際集団(
02313)や中国平安保険(
02318)、安踏体育用品(
02020)の上昇も目立った。半面、原油価格の下落を受けてペトロチャイナ(
00857)やCNOOC(
00883)が売られたほか、中国宏橋(
01378)や信義ガラス(
00868)も安かった。