18日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入る一方、米国のバイデン大統領が17日、中国から輸入する鉄鋼・アルミ製品に対する関税を引き上げる方針を示したほか、中国の造船セクターに対する調査を開始すると明らかにしたことを受け、米中の対立激化などが警戒されているもよう。
指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.08%安の16238.89ポイントで推移している。個別では、JDドットコム(
09618)が下げて相場の重しとなっている。ペトロチャイナ(
00857)や舜宇光学科技(
02382)も安い。半面、AIAグループ(
01299)が買われているほか、恒安国際集団(
01044)や安踏体育用品(
02020)、中国平安保険(
02318)も高い。