2024-04-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、米長期金利の上昇などを嫌気
16日の香港市場でハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ続落して始まった。3月の米小売売上高の予想上振れを受けた米長期金利の上昇や、イランがイスラエルに対して行った大規模攻撃に対するイスラエルの報復への警戒感が重荷となっている。中国の主要経済指標の発表を日本時間の午前11時に控え、様子見気分も漂う。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比1.27%安の16390.32ポイントで推移している。個別では、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)、アジアを拠点とする保険大手のAIAグループ(
01299)、新興自動車メーカーの理想汽車(
02015)が安い。大型ネット株のアリババ集団(
09988)、美団(
03690)なども売られ、指数を押し下げている。半面、医薬品・医療機器の卸売り大手の国薬控股(
01099)、家電メーカーの海爾智家(
06690)や、資源株の紫金鉱業集団(
02899)。ペトロチャイナ(
00857)などが堅調。