2024-04-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:続落スタート、人民元安や中国CPIの予想下振れを嫌気
11日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落スタート。3月の米消費者物価指数(CPI)の予想上振れを受けて米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が大きく後退し、為替市場で人民元安・米ドル高が進んだことが嫌気されている。中国の景気懸念も重荷。寄り付きとほぼ同時に発表された3月の中国のCPIは前年同月比0.1%上昇となり、上昇率は市場予想の0.4%を下回った。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.27%安の3019.10ポイントで推移。セクター別では、バッテリー素材が全面安。バッテリー、非鉄金属、貴金属なども安い。半面、文化・メディア、教育、ゲーム、半導体などが買われている。