2024-04-08 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日続落、一時プラス圏も勢い続かず 貴金属株は全面高
休場明け8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.17%安の3063.95ポイントだった。深セン成分指数は0.75%安の9473.35ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6007億8100万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上したが、勢いは続かず、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。中国の李強首相がイエレン米財務長官と会談したことを受け、米中関係の悪化への警戒感が和らいだが、11日以降に中国の主要経済指標の発表が相次ぐとあって、様子見ムードが広がり、相場の重しとなった。セクター別では、電子化学品や太陽光発電設備、酒造などが売られた半面、貴金属が全面高。宝飾や自動車も買われた。
上海B株指数は0.07%安の256.93ポイント、深センB株指数は0.28%安の1093.60ポイントだった。