2024-03-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、安寄り後にプラス圏 3000ポイントを回復
28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.09%高の3025.89ポイントだった。深セン成分指数は2.1%高の9416.07ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5628億5500万元だった。
上海総合指数は続落して寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏へ浮上。心理的節目の3000ポイントを回復すると、ほぼ一本調子で上げ幅を拡大した。前日に3000ポイントを割り込み、終値ベースで2月28日以来、およそ1カ月ぶりの安値を更新した後とあって、買い戻しが優勢だった。オフショア市場で人民元安・米ドル高が一服し、資金流出懸念が和らいだことも地合いの改善につながったもよう。
セクター別では、航空・宇宙関連と通信サービスが全面高。通信設備、光学光電子、コンシューマーエレクトロニクス、インターネットサービスなども買われた。半面、銀行が軟調だった。
上海B株指数は1.95%高の253.68ポイント、深センB株指数は0.34%高の1083.67ポイントだった。