2024-03-26 |
米国/マーケット/証券 |
|
NY市況(25日):ダウ162米ドル安と2日続落、ナスダックは6日ぶり反落
25日のNY株式相場は上昇一服。主要3指数がそろって史上最高値を更新し、月間では5カ月続伸ペースとなったほか、ダウ平均が心理的節目の4万米ドルに接近したことで高値警戒感が強まった。
金曜日がグッドフライデーの休場で株式市場が休場となることや、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する2月個人消費支出 (PCE)価格指数が金曜日に発表され、市場の反応が翌週となることも様子見姿勢を強めた。
ダウ平均は終日マイナス圏で推移し、162.26米ドル安(-0.41%)で終了。S&P500も0.31%安で終了し、ともに2営業日続落となった。ハイテク株主体のナスダック総合は小幅に上昇する場面もあったが、0.27%安で終了し、6営業日ぶりに反落した。
S&P500の11セクターはエネルギー、公益など3セクターが上昇し、資本財、IT、不動産、コミュニケーション、金融など8セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はウォルト・ディズニーが3.01%高となったほか、アムジェン、ボーイングなどが1%超上昇した一方、3M、インテル、ホーム・デポ、マイクロソフトなどが1%超下落した。センチメントは小幅に悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の13.06ポイントから13.19ポイントに上昇した。