2024-03-15 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、米長期金利の上昇が重荷
15日の香港市場でハンセン指数は前日の米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、続落して始まった。米長期金利の上昇を嫌気した売りが先行している。14日発表された2月の米卸売物価指数(PPI)の前月比上昇率が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方が広がった。
指数は日本時間午前10時34分現在、前日比0.90%安の16809.70ポイントで推移。個別では、大型ネット株のアリババ集団(
09988)、テンセント(
00700)、美団(
03690)が売られて相場の重荷となっている。スポーツ用品の安踏体育用品(
02020)、白物家電大手の海爾智家(
06690)も安い。一方、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)が買われている。