2024-03-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、方向感欠く バッテリー株全面高
週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.21%高の3052.28ポイントだった。深セン成分指数は1.32%高の9492.44ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6050億1100万元だった。
上海総合指数は売り買いが交錯し、値動きは方向感を欠いた。中国当局が打ち出す具体的な産業振興策への期待は強いものの、前週末の米株安が嫌気されたほか、2月の米消費者物価指数(CPI)の公表を12日に控えて様子見ムードも強まり、相場の重しとなった。セクター別では、バッテリーとバッテリー素材が全面高となったほか、太陽光発電設備や自動車なども買われた。半面、石炭や石油、造船が売られた。
上海B株指数は1.00%安の262.92ポイント、深センB株指数は0.64%高の1076.11ポイントだった。