中国の大手自動車メーカー、東風汽車集団(
00489)は8日大引け後、2023年12月本決算で最大40億元の純損失を計上する見通しを明らかにした。前年は102億6500万元の黒字だったことから、赤字転落となる。
東風汽車集団は、合弁事業の非高級車ブランドの市場空間が大きく圧迫され、製品価格の下落が続いたと説明。合弁事業の23年販売台数は前年比で16%減少し、利益も大幅に減少した。また、新エネルギー車業務は投資段階にあり、新エネ化、インテリジェント化の分野で研究開発やブランド、チャネル構築などへの投資が増えたとしている。
東風汽車集団の株価は日本時間午前10時59分現在、前営業日比10.32%安の3.04HKドルで推移している。