2024-03-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、利益確定売りが先行
5日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった後、前日終値付近でもみ合い。前日は3営業日続伸し、終値ベースで昨年11月24日以来およそ3カ月半ぶりの高値を付けた後だけに、幅広いセクターで利益確定売りが先行。もっとも、中国の財政出動や追加の金融緩和に期待する買いが下値を支えている。李強首相はきょう開幕した全国人民代表大会(全人代)で行った政府活動報告で2024年の実質経済成長率の目標を「5%前後」とし、23年目標と同水準に据え置いた。
指数は日本時間午前10時48分現在、前日比0.08%安の3036.86ポイントで推移。セクター別では、自動車や電池が全面安のほか、医療サービス、教育が売られている。一方、貴金属・宝飾品が逆行高。