18日の香港市場でハンセン指数は欧米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いた後、プラス圏で推移している。前日に終値ベースで9カ月ぶりの安値圏を付けただけに買い戻しが入りやすい環境。中国本土市場で上海総合指数が反発して始まっていることも相場を支えている。指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.64%高の28362.39ポイントで推移。
個別では、前日に大きく下げたスマホ部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)の上昇が目立つほか、IT大手のテンセント(
00700)、電力大手の華潤電力控股(
00836)、本土不動産大手の華潤置地(
01109)、乳製品大手の中国蒙牛乳業(
02319)が高い。18年6月中間決算の速報値を発表した自動車メーカーの長城汽車(
02333)が大きく買われている。半面、台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)やアップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が安い。通信機器大手の中興通訊(
00763)、石炭大手の中国神華能源(
01088)が軟調に推移している。