2018-07-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、本土経済指標発表を前に様子見ムード
週明け16日の香港市場でハンセン指数は高く寄り付いた後に前日終値付近でもみ合う展開。中国国家統計局が日本時間午前11時に2018年4−6月期国内総生産(GDP)や6月の主要経済指標を発表するのを前に様子見ムードが漂う。指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.28%安の28444.16ポイントで推移。
個別では、豚肉生産大手の万洲国際(
00288)が安い。大手スマホメーカーの小米集団(
01810)は7%超下げて寄り付いた。中国本土と香港の株式市場の相互取引制度を通じて中国本土の投資家が香港株を売買する「港股株(南向き取引)」で取り扱い対象外となったことが嫌気されている。電力大手の華潤電力控股(
00836)や台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)が下落している。半面、テクノロジー株のテンセント(
00700)や瑞声科技(
02018)、カジノ株の銀河娯楽(
00027)やサンズ・チャイナ(
01928)が高い。不動産株の恒隆地産(
00101)や華潤置地(
01109)、製薬メーカーの石薬集団(
01093)も買われている。