2018-07-11 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:大幅続落スタート、米トランプ政権の対中追加関税措置を嫌気
11日の香港市場でハンセン指数は大幅に続落してスタート。米トランプ政権が日本時間11日朝、中国の知的財産侵害に対する制裁関税の追加措置を発表した。食料品や素材など2000億米ドル規模の中国製品に10%の追加関税を課す。米中貿易摩擦の一段のエスカレートや米追加関税が中国経済に与える悪影響を懸念する売りが先行。指数は日本時間午前10時37分現在、前日比2.20%安の28050.58ポイントで推移している。
ハンセン指数構成銘柄はほぼ全面安の展開。本土不動産デベロッパーの碧桂園(
02007)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)の下げが目立つ。中国人寿保険(
02628)、中国工商銀行(
01398)など本土金融株や、IT大手のテンセント(
00700)も大きく売られている。