2018-07-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、米中の関税発動を警戒も安値拾いの買いが下支え
5日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。米国と中国が互いに25%の追加関税を発動する日をあすに控え、リスク回避の売りが出る半面、割安感が強い銘柄に買い戻しが入っている。小安く寄り付いた上海総合指数が上げに転じたことも、投資家心理の支えとなったもよう。
指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.05%安の28228.93ポイントで推移。個別では、前日安かった石薬集団(
01093)や碧桂園(
02007)、舜宇光学科技(
02382)が買われている。時価総額が大きい中国建設銀行(
00939)、テンセント(
00700)も堅調。一方、石油株のペトロチャイナ(
00857)や香港公益株の中電控股(
00002)、食品株の中国旺旺(
00151)がさえない。